IP制限を設定する
概要
このガイドは、QANT VoCの画面にアクセスできるIPアドレスを利用者自身で管理し、不要なアクセスを防ぐための手順をまとめています。初めて設定する方でも順番に操作できるよう、準備から運用のコツ、よくある質問までを網羅しました。
事前に準備しておくこと
- 必要な権限を確認: IP制限を操作できるのは「QANT VoCの管理」権限を持つ権限グループに所属しているユーザーです。自分の権限が不明な場合は、社内のシステム管理担当者に確認してください。
- 通信を許可したいIPアドレスを控える: 許可するIPアドレスが不明な場合は、社内の担当者へ確認してください。
設定画面へ移動する
- ブラウザで https://admin.karte.io/voc/ にアクセスし、QANT VoCへログインします。
- 左側メニューから「設定」を選択します。
- 設定一覧の中から「IP制限」をクリックすると、IP制限の管理画面が開きます。
許可IPアドレスを登録・編集する
新しいIPアドレスを追加する
- 許可IPアドレス一覧の右上にある「追加」ボタンをクリックします。
- 入力欄に以下を記入します。
- IP: IPv4形式(例: 203.0.113.10)。CIDRやIPv6は登録できません。アクセス元のIPアドレスが、登録したIPアドレスと完全に一致した場合だけ許可されます。
- ラベル(任意): 「本社オフィス」「在宅VPN」など、管理しやすい名前を付けます。
- 「作成」をクリックすると即座に反映されます。
既存のIPアドレスを編集する
- 対象の行にある「編集」をクリックします。
- IPまたはラベルを修正し、「更新」を選択します。
- 自分が利用中のIPを変更する場合は、作業後にアクセスできるか必ず確認してください。
不要になったIPアドレスを削除する
- 該当行の「削除」をクリックします。
- 即座に削除されるため、次にアクセスするユーザーがいないか確認してから操作してください。
注意: 現在ご利用中のIPを削除すると、次回からアクセスできなくなります。削除前に代替IPを追加しておくと安心です。
IP制限を有効化する手順
- 画面上部の「IP制限を有効化」スイッチをオンにします。
- 確認ダイアログの内容を読み、「有効化する」をクリックします。
- 現在アクセスしているIPアドレスが許可リストに含まれていない場合、次回から画面にアクセスできなくなります。有効化する前に、許可IPアドレスの登録が済んでいることを必ず確認してください。
注意: 有効化はいつでもオフに戻せますが、再度オンにするまでアクセス制限は解除されたままになります。
緊急時のリカバリー
- アクセス制限にかかると、IP制限の設定画面自体も開けなくなるため、締め出された本人が自分で解除することはできません。まず社内の管理者に連絡し、許可リストへ追加できるか確認してください。社内で対応できない場合は、管理者からRightTouch担当者へご連絡ください。
- 社内IT部門に依頼して、利用可能な別の固定IPやVPN経由での接続を準備することで、再アクセスができるようになります。
安定運用のコツ
- 段階的に導入する: まずは本番で使う予定のIPを追加し、業務時間外に有効化して問題がないか確認します。
- 定期的に棚卸しする: 半年に一度など、定期的に許可IPを見直し、不要になったものを削除します。
- ラベルで状況を可視化する: 「営業部リモート」「サポートセンター」など、利用部門や用途が分かる名前を付けておくと管理しやすくなります。
- 動的IPにはVPNを利用する: 自宅回線などでIPが変わりやすい場合は、固定IPのVPNサービスを通してアクセスする運用がおすすめです。
よくある質問
Q1. 許可IPが1件もない状態で有効化するとどうなりますか? A. すべてのアクセスが拒否されます。0件のまま有効化しても警告は表示されず、設定はそのまま保存されます。有効化する前に必ず最低1件は登録してください。
Q2. 設定を変更したのに反映されません。 A. 許可IPの追加・編集・削除と、IP制限の有効化・無効化は通常すぐに反映されます。反映されない場合は、登録したIPアドレスとアクセス元のグローバルIPアドレスが完全に一致しているかを確認してください。解消しない場合は社内の管理者へ確認してください。
Q3. 誰に連絡すればIPの追加を依頼できますか? A. まず社内の管理者に相談してください。対応が難しい場合は、管理者からRightTouch担当者へご連絡をお願いいたします。
Q4. 誤って制限を解除してしまいました。 A. 管理画面にアクセスできる状態であれば、画面上部のスイッチをオンに戻すと再び制限が有効になります。再度オンにする前に、許可IPの内容を確認してください。
Q5. 自分が締め出されました。自分で解除できますか? A. できません。IP制限がかかると、IP制限の設定画面自体も開けなくなり、設定を変更する操作も行えません。許可されたIPアドレスからアクセスできる社内の管理者に、解除または許可IPの追加を依頼してください。
関連ドキュメント
設定内容に不明点がある場合は、システム管理担当者またはRightTouchサポート窓口までお問い合わせください。